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Ai_Tkgk's Soliloquy

音楽やカルチャーについて、気になることを気ままに書いています。

【Fuji Rock Festival 2014】大森 靖子@ Gypsy Avaron

レポ フェス 邦楽

tumblrに投稿していたFuji Rock Festival 2014のライブレポ記事をこちらに移しました。

仲のいい友人達が最近こぞって話題にあげているSSWが大森靖子

そこまで言うなら見てみようと思いつつ、なかなか機会に恵まれていなかったわけですが、どうやら今年のフジに出るらしい。「高橋幸宏さんをスルーして見に行くんだから下手なもんだしたらどうしてくれよう・・・」と思いながらアバロンへ。

結果、行ってよかった。今のところ本日のベストアクト。

最初、観客席後方になぜかご飯ジャー持って待機する大森さん。するとステージに鳴り響く音楽。ステージ上に登場したのは・・・・なぜか元BiSのコショージ。

一方の大森さんは観客にしゃもじでご飯を振る舞いながらステージへ。そして開口一番『フジロックにアイドル(コショージ)出してやったぜ!』

そのまま、ギターを手に取りライブスタート。楽曲は全くチェックしてなかったのでそのあたりは触れずらいんだけど、なんていうかカノジョは「不安定」と「情念」が入り混じる「狂気」みたいなものが凄まじいなと感じました(怖いくらい)。

あとなんていってもカノジョは「ライブの人」だと思いました。

息の吐き方、声のかすれ方、歌う時の表情やアクション、ギターの鳴らし方、、それらひとつひとつが女の子のように可愛らしいなって思った次の瞬間、狂気を孕んだような本能むき出しのスタイルに変わったり、また戻ったり。まるで情緒不安定のような脆さみたいなものがカノジョのライブをものすごく生々しい生き物みたいなものにしていくんだろうな、と。

そして言葉選びが絶妙にギリギリなんですよね。それがまた不安定さと情念を加速させる。圧巻だったのが「風営法放射能、脱法ハーブ、握手会・・・」と繰り返し絶叫し、「音楽は魔法ではない!」と叫ぶ曲(「音楽を捨てよ、そして音楽へ」)。今、音楽ってそういう危険なものに対する意見表明だったり、もしくは時にそういうものにうまく利用されてしまったりするわけだけど、それは魔法のような幻想じゃなくリアルなんだよってのを突きつけられた気がした。


大森靖子『音楽を捨てよ、そして音楽へ』@新木場 STUDIO COAST 11月10日

あとは「デートはやめよう」と言った後に「代わりに生きてることを実感できるようなエロいことをしよう」と歌う曲。すごくリアルなんだよな。四畳半的な恋愛感がひしひしと感じられて。言葉選びの絶妙さとパフォーマンスの凄まじさに圧倒され、終始引きつり笑顔みたいになっちゃいました(これ、褒め言葉です、マジで)

今度、しっかり歌詞見てみようと思います。あと、ライブ後にコショージの旅費稼ぐためにフジロックでチェキ会っちゃうあたり、さすがだなと思いました。